初月から売上100万越え!新規事業でクラウドファンディングを活用するメリット

クラウドファンディング 仕事

今や資金調達方法の大きな柱の一つとなった「クラウドファンディング」。しかし、いまだに「クラウドファンディング」は「お金のない人」がプロジェクトを立ち上げるためにお金を集めるもの、という認識が強い方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一度、例えばクラウドファンディングサイト「Makuake」を見てみてください。たくさんの大手企業が新商品を出す際に活用していることが分かります。なぜか…それは新商品を出す際のマーケティング・プロモーションに大いに活用できるからです。
実際にクラウドファンディングを行って新商品を世に出した筆者が、そのメリットをご紹介します。

⇑の画像は、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて、実際に筆者が実施したプロジェクトの管理画面をスクショしたものです。(※一部モザイクをかけております!)
家族4人経営の小さな中小メーカーでしたが、2時間で100%達成、最終的に550%達成しました。

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メリット①一般購入者⇒ファンへと昇華させるきっかけになる

それでは早速、メリットの1つ目を紹介します。
それは、今まで自分たちの商品を普通に買ってくれた「購入者と一緒にプロジェクトを進めることでファンになってくれる」となることです。前提として、クラウドファンディングは今まで世に出ていないオリジナル商品のみしか出すことが出来ません。「新規性」を審査で認められなければ、出品自体がNGとなってしまいます。

まずはその新規性のある商品を、既存商品を買ってくれている購入者と一緒に考えます。アンケートや座談会を定期的に行い、もしブランドを作るのであれば、そのブランドロゴを一緒に考えたりします。

上記の写真は実際に購入者の方々と座談会をしている様子です。
座談会をすると様々なアイデアが飛び出します。まさにアイデアの宝石箱です笑
同時に、直接お話をすることで、一気に会社に対してブランドに対して愛着を持ってくれます。

そして商品開発が進んでいくと、購入者さんは自分がブランドの成長の一端を担っている気持ちになり、更に精力的に自分の会社を応援してくれます。そしていざ、クラウドファンディング本番。開始前からお声掛けをし、協力を求めると喜んで、周りの方々に啓蒙いただけます。

そうです、もうお気づきかもしれませんが、まだ本販売前にして、一般の購入者さんからファンへと昇華しているのです。そしてこのファンの方々は本販売後も大いに力を貸してくれます。

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メリット②ファンがいる状態で新商品を販売できる

上述の通り、クラウドファンディングの時点でファンができているので、いざ自社のサイトで本販売!となったときに、告知をした瞬間に一定の方は再度購入をしてくれます。
そして何よりも心強いのは「レビュー」をつけてくれることです。

実際のレビュー

上記はサイトオープン初日につけていただいた実際のレビューです。
消費者の心理として、「レビュー」は信頼性の最も大きな担保になります。
大海原にぽつりと新商品を出すのとはスタートラインが全然違います。
そして更に座談化やアンケートを開くことで、キャンペーン施策やサイト改善へとつなげることができます。常にこの「ファン」の存在は新事業をドライブしてくれる大きな力となるのです。

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メリット③楽天、Amazonなどのモール一本足打法から脱却できる

DtoC事業をやられている会社さんは当然、楽天やAmazon、ヤフーショッピングなど、ネット上で開かれているモールたちを大きな集客ツールとして活用されているケースが多いと思います。
ただ、どうしてもモール戦略に頼っている限り、

  • プラットフォームを運営する会社がつぶれると、道連れにされる
  • 販売手数料を持っていかれる
  • システムに制限がかかってCRM施策ができない

上記のようなデメリットとは常に向き合っていく必要が出てきてしまいます。
そこでクラウドファンディングを活用し、自社の完全なオリジナルサイトを立ち上げましょう。

方法は簡単、クラウドファンディングを進めている間に、自社のオリジナル販売サイトの構築を進めましょう。何度も上述している通り、ファンの方がすでにできている状態なので、モールで買うインセンティブを飛び越えて会社のサイトで買ってくれる方が増えます。

筆者もクラウドファンディング前は、売上チャネルが7割が楽天、3割がAmazonという状況でしたが、当プロジェクトにより、自社サイトの売り上げが伸び、今では自社サイトの販売比率が5割という状況です。

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メリット④プレスリリースを出せる

クラウドファンディングで目標を1%でも超えれば、目標、~時間で達成!という名目でプレスリリースを打つことが出来ます。
私はPRTIMERSで、途中経過と最終結果の2通を打ち出しました。

2通目は最終結果を伝えるとともに、本販売サイトがオープンする旨も記載すると、よりメディアが食いついてくれます。
私の場合、3社ほどから無料での掲載依頼がありました。
プロモーションという意味でも、大きなお金をかけずにメディアと繋がることができるので、ロケットスタートへと繋がります。

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まとめ

いかがでしょうか!
今やクラウドファンディングは新商品事業のマーケティング・プロモーションに活用する場として活用されています。何より、もっとお客様と繋がり、支えてくれる存在を作ろうと思った際には、是非クラウドファンディングという一大プロジェクトをお客様と一緒に乗り越えてみてください。
大きな大きな絆で結ばれること間違いなしです。

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