毎日誰もが何かしらの漫画を読んだりアニメを見たりして生活していると思いますが、特にヒーロー系などの何かと戦う系の作品を見ていると、必ずと言ってイイほど必殺技を繰り出す時に必殺技名を叫んでいるのです。
叫んでいなくても小声でも、必殺技名を呟いているので、本を読んでいる人でもアニメを見ている人でも主人公たちと戦っている敵対勢力でも誰でも、今誰かが繰り出した必殺技の事を知ってしまう訳です。
これってある意味手の内をばらしている事になるので戦闘中に叫ぶのは本当尾はよろしくないと思うのですが、どの作品を見ても誰でも必殺技を叫ぶので、ある意味必殺技を叫ばない作品が現れる方がが不自然だと思うのかも知れませんね。
では、どうしてヒーロー系などの何かと戦う系の作品の主人公たちは、必殺技を叫ばずに居られないのか?と考えてみると、一つの見解に辿り着きます。
まずその見解を話す前に聞いて欲しいのが、ちょっと年齢が上がって来るとつい口に出してしまう言葉の話です。
椅子から立ち上がる時につい「よっこらしょ」とか「どっこいしょ」とか言ってしまうと言う人は多いと思います。
または、ハンマー投げや砲丸投げの選手を見ていると、投げる瞬間に凄い大声で叫んで投げていると思うのです。
普通にキャッチボールをしている時でも、ちょっとイイ感じの球を投げようとして「エイ!」とか「そら!」とか声が出てしまうと思うのですが、この声が出てしまう状態は一体何なのか?と言うと、要は気合を入れている様な状態だったりする訳です。
声を出しながら運動をしていると気合も入りますが、身体の一部分に集中して力を注ぎ込みやすいと言う効果もあるので、それで色んなスポーツや練習中でもよく声を出せ!と言われるのです。
さて本題に戻りますが、戦う系の作品で必殺技を出す時に技の名前を叫ぶシーンが多い事についてですが、この技名の部分がいわゆる「どっこいしょ」の部分だと考えられるのです。
何も言わずに技を繰り出すのも良いですが何か大きな声で必殺技を言ってくれた方が、今かなり展開が差し迫っている状態とか敵を倒す瞬間!と言う状況が分かりやすくて良いと思います。
ただ、中にはこの様に必殺技名を叫ばずして必殺技を繰り出す文化の国もあると思うので、日本のアニメや漫画を楽しんでいる時には、時々違和感を感じるのかも知れませんね。
そんな感じで、必殺技名を叫びながら必殺技が出て来るのが日本では割と普通ですが、でも本当に実際に戦う事になったら必殺技名は叫ばない方が有利に戦えそうな気がします。